中学1年数学 立体の表面積と体積 練習問題3 解答・解説
次の立体の体積を求めてください
(1)底面の1辺の長さが10cmで、高さが6?の正四角錐。
錐の体積の求める式は
V=1/3Sh
(錐の体積)=1/3×(底面積)×(高さ)
底面の形は正四角錐の場合は正方形になります。
(底面積)=(正方形の面積)
正方形の面積の求める式は
4辺がそれぞれ等しい辺になりますから
(1辺)×(1辺)=(正方形の面積)
1辺の長さは、10cmですから
10×10=100cm²
(底面積)=100cm²
次に高さは、6cmですから
(錐の体積)=1/3×(底面積)×(高さ)
=1/3×100cm²×6cm
=200cm³
記号を忘れずに
答え 200cm³
(2)五角柱
柱の体積の求める式は
V=Sh
(柱の体積)=(底面積)×(高さ)
今回の底面は、5角柱ですが、これでは、わかりにくいので
底面を半分に分けて考えます
そうすると、2つの台形になります。
?(上底2cm)、(下底4cm)、(高さ2cm)
?(上底3cm)、(下底4cm)、(高さ2cm)
台形の面積を求める式は
(台形の面積)=(上底+下底)×高さ×1/2
になります。
それでは?,?の面積を求めていきます。
(台形の面積)=(2+4)×2×1/2
=6×2×1/2
=12×1/2
=6cm²
(台形の面積)=(3+4)×2×1/2
=7×2×1/2
=14×1/2
=7?²
(底面積)=(?の台形の面積+?の台形の面積)
(底面積)=6cm²+7?²
=13?²
(柱の体積)=(底面積)×(高さ)
高さは、5cmですから
(柱の体積)=13?²×5cm
=65?³
答え 65?³
(3)
この図形は、2つに分けて考えましょう
?円柱
?円錐
の合わさった図形と考えます
?から考えていきましょう
円柱の体積の求める式は
V=Sh
(円柱の体積)=(底面積)×(高さ)
(底面積)=(円の面積) ですから
円の面積を求める式は
(円の面積)=πγ²
=(半径)×(半径)×π
半径は、3cmですから
=3×3×π
=9πcm²
円柱の高さは10cmになりますから
(円柱の体積)=(底面積)×(高さ)
=9πcm²×10cm
=90πcm³
つぎに、?の円錐の面積を求めます
円錐の体積を求める式は
(円錐の体積)=1/3Sh
=1/3×(底面積)×(高さ)
底面積は、円柱の底面積と同じになりますから、9πcm²
高さは、6cmになります。
=1/3×9πcm²×6cm
=18?³
(この立体の体積)=(円柱の体積)+(円錐の体積)
=90πcm³+18?³
=108?³
答え 108?³
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