中学歴史 中世の日本 古代から中世へ
(2)平氏の政治
?保元の乱(ほうげんのらん)
上皇と天皇の対立に藤原氏の内部抗争がからみ、武士を巻き込んで戦った。
平清盛(たいらのきよもり)・源義朝(もなもとよしとも)らの天皇方が勝つ。
?平治の乱(へいじのらん)
平清盛と源義朝の勢力争いで、清盛が勝った。
?平氏の政治
朝廷の高い位につき、娘を天皇の妃とした。
伊勢平氏棟梁忠盛の嫡子として生まれ、平氏棟梁となる。保元の乱で後白河天皇の信頼を得て、平治の乱
で最終的な勝利者となり、武士では初めて太政大臣に任ぜられる。娘の徳子を高倉天皇に入内させ「平氏にあ
らずんば人にあらず」と言われる時代を築いた。
平氏の権勢に反発した後白河法皇と対立し、治承三年の政変で法皇を幽閉して徳子の産んだ安徳天皇を擁し
政治の実権を握るが、平氏の独裁は貴族・寺社・武士などから大きな反発を受け、
源氏による平氏打倒の兵が挙がる中、熱病で没した。
?日宋(にっそう)貿易
兵庫の港を整備し、宋との貿易を奨励(しょうれい)した。
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