中学2年数学 連立方程式 2確認問題3・解答
3、容器Aには濃度が9%の食塩水、容器Bには濃度が3%の食塩水が入っています。容器Aに入っている食塩水の2/3を取り出して、容器Bに入れて混ぜたら、5%の食塩水が600gできました。容器A,Bには、はじめ食塩水がそれぞれ何gあったか、求めて下さい。
容器A 容器B
食塩水の濃度 9% 3%
食塩水の量 χg yg
容器A 容器B
食塩水の濃度 9% → 5%
食塩水の量 χ−(χ÷3) y+(χ÷3)=600g
Bの容器にAの2/3の食塩水を入れた式は
χ−(χg×2/3) yg +(χg×2/3)=600g
になります。
次は、食塩の量について考えます。
*食塩の濃度は
濃度=食塩の重さ/食塩水の重さ ×100
食塩の重さ=(食塩水の重さ)×(食塩水の濃度)
になりますから、
「Aの容器から取り出した食塩の量」+「Bの食塩の量」=「BにAを加えた食塩の量」
「Aの容器から取り出した食塩の量」=3χ/50
(食塩水の重さ)は、χ×2/3(g)
(食塩水の濃度)は、9×1/100(%)
「Bの食塩の量」=3y/100
(食塩水の重さ)は、y(g)
(食塩水の濃度)は、3×1/100(%)
「BにAを加えた食塩の量」=30
(食塩水の重さ)は、600(g)
(食塩水の濃度)は、5×1/100(%)
3χ/50+3y/100=30
になります。
連立方程式を作ります。
y+(χ×2/3)=600
{
3χ/50+3y/100=30
2χ/3+y=600
{
6χ+3y=3000
2χ+3y=1800
{
6χ+3y=3000
2χ+3y=1800
−)6χ+3y=3000
−4χ =−1200
χ=300
2χ+3y=1800 に χ=300 を代入します。
2(300)+3y=1800
600+3y=1800
3y=1800−600
3y=1200
y=400
χは、Aの食塩の量になります、
yは、Bの食塩の量になりますから
答え Aの食塩の量 300(g) 、Bの食塩の量 400(g)
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