確認問題2(文字式の計算2)
次の表で、どの縦、横、斜めの3つの式を加えても、和が等しくなるようにしたい。
アにあてはまる式を求めてください。
ア −4a+1 3a+1
2a+1 1 ウ
イ 4a+1 −a+1
この問題は、どこか1箇所でもそろっていれば
、そこの数の合計がわかればそこからつぎに進むことができます。
まずは中央の縦の列に注目してみます。3個とも列がそろっているのは
この列だけです。
まずは和ですから。すべてをたしてみましょう。
(−4a+1)+(1)+(4a+1)=−4a+1+1+4a+1
=4a−4a+1+1+1=3
これで、すべての列の合計は3 になるということがわかりました。
つぎに、1番上の横の列で考えましょう。
合計が3になるのですから
式にすると
3=(−4a+1)+(3a+1)+ア
アを確かめるには、両辺に (−4a+1)+(3a+1)の反対の数を加えれば
アを求める式ができます。 −(−4a+1)−(3a+1)
3−(−4a+1)−(3a+1)=(−4a+1)+(3a+1)−(−4a+1)−(3a+1)+ア
3+4a−1−3aー1=−4a+1+3a+1+4a−1−3a−1+ア
3−1ー1+4a−3a=−4a+4a+3a−3a+1+1−1−1+ア
a+1=ア
アが1+aということがわかりました。
答え a+1
同じように、イ、ウも考えていきましょう。
a+1 −4a+1 3a+1
↓ ↓
2a+1 → 1 → ウ
↓ ↑
イ → 4a+1 → −a+1
イは(a+1)+(2a+1)+イ=3
両辺に−(a+1)−(2a+1)を加えます。
(a+1)+(2a+1)−(a+1)−(2a+1)+イ=3−(a+1)−(2a+1)
a+1+2a+1−a−1−2a−1+イ=3−a−1−2a−1
a−a+2a−2a+1−1−1+1+イ=3−1−1−a−2a
イ=−3a+1
確かめ算として一番下の横の列で計算してみましょう。
(4a+1)+(−a+1)+イ=3
両辺に−(4a+1)−(−a+1)を加えます。
(4a+1)+(−a+1)−(4a+1)−(−a+1)+イ=3−(4a+1)−(−a+1)
4a+1−a+1−4a−1+a−1+イ=3−4a−1+a−1
4a−4a−a+a+1+1−1−1+イ=3−1−1−4a+a
イ=−3a+1
もちろんどちらも同じになります。
つぎにウをしてみましょう。
ウは、(3a+1)+(−a+1)+ウ=3
両辺に−(3a+1)−(−a+1)を加えます
(3a+1)+(−a+1)−(3a+1)−(−a+1)+ウ=3−(3a+1)−(−a+1)
3a+1−a+1−3a−1+a−1+ウ=3−3a−1+a−1
3a−3a−a+a+1+1−1−1+ウ=3−1−1−3a+a
ウ=−2a+1
確かめ算として真ん中の横の列で計算してみましょう。
(2a+1)+(1)+ウ=3
両辺に−(2a+1)−1を加えます
(2a+1)+1−(2a+1)−1+ウ=3−(2a+1)−1
2a+1+1−2a−1−1+ウ=3−2a−1−1
2a−2a+1+1−1−1+ウ=3−1−1−2a
ウ=−2a+1
「
a+1 −4a+1 3a+1
↓ ↓
2a+1 → 1 → −2a+1
↓ ↑
−3a+1 → 4a+1 →−a+1
」
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