中学2年数学 円周角の定理 平面図形 確認問題5・解答
5、図において、∠χの大きさを求めてください。
① まずは、弧ACの中心角を求め、そこから弧ACの円周角を求めます。
△AOCの辺AO,COは円の半径になりますから、
AO=AC になります。
2つの辺が等しいので、二等辺三角形の底角が∠A、∠OCAということになります。
底角は等しくなりますから、∠Aは58°ということになります。
三角形の内角の角の和は180度ですから
∠AOC=180°ー(58°+58°)
=180°ー116°
=64°
弧ACの中心角が64°とわかりました。
円周角は中心角の半分になりますから、
64°×1/2=32°
∠CBA=32°
とわかりました。
答え χ=32°
② χの部分を求めるためにBOの延長に内接するように補助線を引きます。
そうすると、
△AOBと△COBの2つの内角の和の外角の和になります。
わかりにくいので、
χ=(∠OAB+∠OBA)+(∠OCB+∠OBC)
になります。
χ=23°+23°+20°+20°
=46°+40°
=86°
答え χ=86°
③ 今回はχを求めるために、補助線をODに引きます。
そして、弧EDと弧CDの中心角をだし、直線ACから∠EOCを引けば∠χが求められます。
まずは、弧EDから考えていきます。
弧EDの円周角は∠DBEになりますから、
∠DBE=30°・・・円周角
中心角は円周角の2倍になりますから、
∠DOE=30°×2
=60°
弧CDを考えます。
弧CDの円周角は∠DACになりますから、
∠DAC=28°・・・円周角
中心角は円周角の2倍になりますから、
∠DOC=28°×2
=56°
∠EOC=∠DOE+∠DOC
=60°+56°
=116°
χ=180°ー∠EOC
=180°ー116°
=64°
答え χ=64°
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