中学2年数学 平面図形 平行四辺形の性質 確認問題8・解答
8、AB=4?、AD=12?の平行四辺形の辺上を、点Pは毎秒0.2?の速さでAからBを経てCまで進み、点Qは毎秒0.3?の速さでAからDを経てCまで進むものとします。P、QがAを同時に出発してから何秒後に、△ABPと△CDQが合同になるか答えてください。
まずは、合同な三角形を考えてみます。
合同な三角形になるには、
ABCDは平行四辺形ですから
向かい合う2つの辺はそれぞれ等しくなります。
それにより、
AB=CD
となります。
つぎに、2つの対角はそれぞれ等しくなりますから
∠B=∠D
ということになり
辺BPと辺QDが等しければ△ABPと△CDQとなります。
点PはBC上にありますから4?以上は進まないといけません。
点Pは毎秒0.2?進みますから、BPの距離はAPの距離からABの距離を引いた長さになります。
(距離)=(速さ)×(時間)
BP? = (0.2 × χ)ーAB
ABは4?ですから
BP=χ/5ー4
になります。
つぎに、QDは、ADからAQの長さを引いた長さになります。
ADは12?ですから、
QD=12?ー(0.3×χ)
BP=QDにならないといけないのですから連立方程式にします。
χ/5ー4=12ー(3/10×χ)
両辺に10をかけます。
2χー40=120ー3χ
2χ+3χ=120+40
5χ=160
χ=32
χは時間ですから32秒後になります。
答え 32秒後
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