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中学理科1年 水溶性の性質(3)溶けているものを取り出す 確認問題2・解答

水溶液

中学理科1年 水溶性の性質(3)溶けているものを取り出す 確認問題2・解答


2、溶解度


   次のグラフは、100gの水に溶けている物質の量と温度の関係を表したものになります。これについて次の問いに答えて下さい。


(1)40℃の水100gに、それぞれの物質を溶けるだけ溶かしました。水溶液の質量が最も大きくなる物質はどれになりますか?


   答え [硝酸カリウム]


   ・水溶液の質量水の質量+溶質の質量


(2)(1)のとき、それぞれの物質が水に溶けた限度の量を、何といいますか?


   答え [溶解度(ようかいど)]


   ・物質の種類と水の温度によって決まっています。温度が高いほど溶ける量が大きくなるものがたくさんあります。溶解度は、100gの水に溶けている質量で表します。


(3)(1)の水溶液のように、水に物質を溶けるだけ溶かした水溶液を何といいますか?


   答え [飽和水溶液(ほうわすいようえき)]


   ・ 物質が、溶ける限度の量(溶解度)まで溶けている水溶液。


(4)60℃の水100gに硫酸銅を10g溶かした水溶液には、あと何gまで硫酸銅を溶かす事ができますか?


   答え [30]g


   ・グラフから、60℃の水100gには、約40gの硫酸銅が溶けることがわかります。10g溶かしたあとには、まだ、30g溶かす事ができます。


    40-10=30(g)


(5)60℃の水100gずつを入れた3つのビーカーAにはミョウバン、Bには食塩、Cには硝酸カリウムをそれぞれ20gまで冷やしました。この20℃の水溶液の様子を次のア~エから選んでください。


 ア A、B、Cのいずれにも結晶は見られなかった。


 イ A、B、Cのいずれにも結晶が見られた。


 ウ Aだけ結晶が見られた。


 エ B、Cだけ結晶が見られた。


   答え [ウ]


  ・20℃の水100gに溶ける量が20g以下のミョウバンだけは、結晶が出てきます。



(6)一度水にとかした固体の物質を結晶として取り出すことを、何といいますか?


   答え [再結晶(さいけっしょう)]


  ・水溶液に溶けている固体の物質を結晶として取り出すことを言います。


(7)(6)で答えたことには、水溶液の温度を下げる方法以外にどのような方法がありますか?


   答え [加熱して水を蒸発させる方法]


  ・?水分を蒸発させる再結晶の方法,?水溶液を冷やす再結晶の方法


(8)(7)で答えた方法で、食塩水から食塩の結晶を取り出しました。食塩の結晶の形に最も近いものを、次のア~エから選んでください。


 ア 球形


 イ 立方体


 ウ 正八面体


 エ 円柱形


   答え [イ]


   ・



 

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