中学3年数学 関数y=aχ²の値の変化 練習問題8・解答
8、次の図のように、関数y=−χ²のグラフに直線y=−χ−6が2点A,Bで交わっています。また、y=−χ−6がχ軸と交わる点をCとします。このとき、次の問いに答えてください。
(1)点Cの座標を求めてください。
点Cの座標を求めるために直線y=−χ−6にy=0を代入します。
0=−χ−6
−χ=0+6
χ=−6
答え (χ、y)=(−6,0)
(2)2点A,Bの座標を求めてください。
2つのグラフの式を連立方程式にして考えます。
y=−χ²
{
y=−χ−6
(代入法)
−χ²=−χ−6
−χ²+χ=−6
(二次方程式)
−χ²+χ+6=0
χ²−χ−6=0
となります。
乗法公式を使い因数分解をします。
○χ²+χ(a+b)+ab=(χ+a)(χ+b)
χ²−χ−6=0
かけて−6、足して−1になる2つの数は
−3×2=−6、−3+2=−1
χ²−χ−6=(χ−3)(χ+2)
(χ−3)(χ+2)=0
○A×B=0ならば、A=0 または B=0 になります。
χ−3=0 、χ+2=0
χ=3 、 χ=−2
これで、2つの点A,Bのχの座標がわかりました。
点Aは、グラフを見ると負の数となりますから、−2ということがわかり、
点Bは、グラフを見ると正の数となりますから、3となります。
次に、y=−χ−6 の式にχ=−2、χ=3を代入していきます。
y=−(−2)−6 、y=−3−6
y=2−6 、y=−9
y=−4
点Aは(χ、y)=(−2、−4)
点Bは(χ、y)=(3、−9)
となることがわかりました。
答え
点Aは(χ、y)=(−2、−4)、点Bは(χ、y)=(3、−9)
(3)△AOBの面積を求めてください。ただし、1目盛りを1cmとします。
直線ABがy軸に接した部分を点Cとして、
△AOBは△AODと△BODを足したものと考えます。
点Dはy=−χ−6の切片になりますから、
点Dの座標は(χ、y)=(0、−6)になります。
△AODの底辺をODと考えると、6?になります。
高さは、点Aのχ座標になりますから、2cmとなり、
三角形の面積は、6×2÷2=6㎠ になります。
次に△BODを考えます。
底辺は同じように6?になります。
高さは、点Bのχ座標になりますから3cmになります。
三角形の面積は、6×3÷2=9㎠
△AOD+△BOD=△AOB
(6㎠)+(9㎠)=15㎠
答え 15㎠
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