中学歴史 中世の日本 古代から中世へ
2,鎌倉幕府の政治
(1)鎌倉幕府の成立
?源氏の挙兵(きょへい)
伊豆の源頼朝(みなもとよりとも)、木曽の源義仲(みなもとよしなか)が兵をあげる。
源義仲(みなもとよしなか)
「朝日将軍(旭将軍)」と称される。平氏の大軍を破って上洛する。
飢饉と平氏の狼藉によって荒廃した都の治安回復を期待されたが、失敗し、後白河法皇と不和になり、
源頼朝が送った源義経(みなもとよしつね)の軍勢によって近江国粟津で討たれた。
?平氏の滅亡
源義経(みなもとよしつね)
鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟である。兄頼朝が平氏打倒の兵を挙げる(治承・寿永の乱)とそれに
、一ノ谷、屋島、壇ノ浦の合戦を経て平氏を滅ぼし、その最大の功労者となった。その後、頼朝と対立し
自刃し果てた。
源義朝は、1185年国ごとに守護を、荘園や公領に地頭を置き、御家人をこの役に付けた。
・御家人…将軍と主従関係を結んだ武士
?鎌倉幕府
頼朝は朝廷から征夷大将軍に任じられ、鎌倉に幕府を開いた。
?鎌倉時代
約140年間続いた。
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