中学2年数学 連立方程式 連立方程式の応用 確認問題3・解答
3、増加・減少の問題
ある学校の昨年の生徒数は850人でした。今年は、男子生徒が2%減少し、女子生徒が3%増加したので、全体では3人の増加となりました。今年の男子生徒、女性とはそれぞれ何人になりますか?
昨年の、男子の生徒数を χ(人) と考え、
女子の生徒数を y(人) と考えます。
昨年の生徒数は 850(人) ですから。
χ(人)+y(人)=850(人) になります。
今年は、男子生徒が2%減少したのですから、(1−2/100)×男子生徒(χ)=98/100χ(人) になります。
女子生徒は3%増加したのですから、(1+3/100)×女子生徒(y)=103/100y(人) になります。
全体として3人増加になりますから、850+3=853(人)
98/100χ+103/100y=853
98χ+103y=85300
χ+y=850
χ=850−y
98χ+103y=85300 に χ=850−y を代入します。
98(850−y)+103y=85300
83300−98y+103y=85300
−98y+103y=85300−83300
5y=2000
y=400
χ=850−y に y=400 を代入します。
χ=850−400
χ=450
χとyは、昨年の生徒になりますから、昨年の男子生徒の人数は 450人になり、
昨年の女子生徒の人数は、400人になります。
たずねられているのは?今年の男子生徒の数と、女性との数になりますから、
(昨年の男子生徒の数)×(2%減少)=(今年の男子生徒の数)
(昨年の女子生徒の数)×(3%増加)=(今年の女子生徒の数)
450人×(1-2/100)=(今年の男子生徒の数)
{
400人×(1+3/100)=(今年の女子生徒の数)
450×98/100= 441(人)
{
400×(103/100)=412(人)
答え 今年の男子生徒の数441(人) 、今年の女子生徒の数412(人)
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