中学2年数学 1次関数 練習問題1・解答
1、次のア~エのうち、yがχの1次関数となっているものをすべて選んで下さい。
ア、1辺2χ?の立方体の表面積をy㎤とします。
イ、入場料150円の動物園に10人で行く予定でしたが、χ人増えたので、全部でy円の入場料を支払いました。
ウ、底辺χ?、高さy?の三角形の面積が30㎠であります。
エ、火をつけると1分間に0.3?短くなります。長さが15cmのろうそくがあります。このろうそくに火をつけてχ分後のろうそくの長さをy?とします。
それぞれ式にしてみます。
ア、1辺2χ?の立方体の表面積をy㎤とします。
立方体の面積は、
(1辺の面積)×(6)=(立方体の表面積)
1辺は、2χ(?)×2χ(?)=(1辺の面積) 4χ²㎠
4χ²(㎠)×(6)=(立方体の表面積)24χ²(㎠)
y=24χ²(㎠)
になります。
1次関数の式は 、y=aχ+b になりますから。
y=24χ²(㎠) は、1次関数でないことがわかります。
イ、入場料150円の動物園に10人で行く予定でしたが、χ人増えたので、全部でy円の入場料を支払いました。
(予定入場料の合計)=(1人分の入場料)×(人数)
1500(円) = 150(円) × 10
(入場料の合計)={(1人分の入場料)×(人数)}+(予定入場料の合計)
y 円 = {(150)円 × (χ)人} + (1500)円
y=150χ+1500(円)
になります。
1次関数の式は 、y=aχ+b になりますから。
y=150χ+1500(円) は、1次関数であることがわかります。
ウ、底辺χ?、高さy?の三角形の面積が30㎠であります。
三角形の面積は、
(三角形の面積)㎠=(底辺)?×(高さ)?÷2
30㎠ = χ × y ÷2
30㎠ = χy/2
60㎠ = χy
60㎠/χ= y
y=60㎠/χ
になります。
1次関数の式は 、y=aχ+b になりますから。
y=60㎠/χ は、1次関数でないことがわかります。
エ、火をつけると1分間に0.3?短くなります。長さが15cmのろうそくがあります。このろうそくに火をつけてχ分後のろうそくの長さをy?とします。
(ろうそくの長さ)?=(もとのろうそくの長さ)?−(短くなるろうそくの長さ)?
{(0.3)×(時間)分}
y(?) = 15 − 0.3χ
になります。
1次関数の式は 、y=aχ+b になりますから。
y(?)=15−0.3χ は、1次関数であることがわかります。
答え イ、エ
コメント