中学1年数学 立体の表面積と体積 確認問題4 解答・解説
図のように、底面の半径が等しい円錐Aと円柱Bがあります。円錐Aの高さが6cm、
円柱Bの高さが12cmのとき、円柱Bの体積は円錐Aの体積の何倍になりますか?
まずは、円柱と、円錐の体積を求める式で考えていきましょう。
円柱の体積を求める式は、
(円柱の体積)=πγ²×高さ
円錐の体積を求める式は、
(円錐の体積)=1/3πγ²×高さ
になります。
この式からわかるように、
円錐の体積は、同じ底面積であれば円柱の1/3になります。
今回は、底面の面積は円柱も円錐も同じですから1/3になります。ただし、高さが
円柱は、円錐の2倍になってます。
少し円柱の形を変えてみましょう。
Bの円柱を半分に分けます。そうすると、2つの高さが同じの円柱が2つできます。
この円柱は、底面の面積は、円錐の面積と同じですから、
(高さ6?の円柱)+(高さ6?の円柱)=(高さ12?の円柱)
底面積は、円柱も円錐もすべて同じ。
(高さ6?の円柱)は(高さ6?の円錐)の3倍になります。
(高さ6?の円柱)=3×(高さ6?の円錐)
(高さ12?の円柱){
(高さ6?の円柱)=3×(高さ6?の円錐)
になりますから、(高さ6?の円錐)の6倍になります。
答え 6倍
コメント