中学理科1年 だいちのへんか(1)火山のようす 練習問題(2)・解答
図は、日本で見られる形の火山の断面を、模式的に示したものになります。この形の火山は、溶岩と火山灰が積み重なってできています。これについて、次の問いに答えてください。
(1)図のA,Bのような形の火山を、次のア~エから選んでください。
ア 昭和新山(しょうわしんざん)
イ 三宅島(みやけじま)
ウ 浅間山(あさまやま)
エ キラウエア山
(2)A,Bの火山をつくる溶岩の粘りはどちらのほうがより強いでしょうか?
答え [×A・○B]
・溶岩の粘り気が弱いほうが、薄く広がる山をかたちづくります。
(3)火山噴出物の色が、より黒っぽいと考えられるのは、A,Bのどちらの火山になりますか?
・粘り気の弱い溶岩のほうが比較的黒っぽい色をしています。
(4)噴火のようすが、より激しくなると考えられるのは、A,Bのどちらの火山になりますか?
答え [×A・○B ]
・溶岩の粘り気が強い火山のほうが、火山灰(かざんばい)や火山弾(かざんだん)を大量に吹き上げ、激しい噴火を起こしやすくなります。
(5)北海道の有珠山(うすざん)は、斜面の急な火山になり、激しい噴火をする火山になります。有珠山は図のA,Bのどちらの火山だといえますか?どちらともいえない場合は、解答欄に×印を書いてください。
答え [×A・×B]
・有珠山(うすざん)は、図のAやBよりもさらに傾斜が急な、釣鐘(づりがね)型の火山になります。これは、有珠山(うすざん)の溶岩の粘り気が、非常に強いことを示しています。
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