中学2年数学 確立 場合の数 練習問題3・解答
3、整数の作り方
1から9までの数字が1つずつ書かれたカードが1枚ずつあります。
これらのカードを用いて2桁の整数を作るとき、次の問いに答えてください。例
(1)全部でいくつの整数ができますか?求めてください。
十の位のカードの選び方は、1~9の9通りになります。
一の位として選べるカードは、十の位で選んだカードを除いた8通りになります。
ですから、これらのカードでできた2桁の整数は
9×8=72通り
になります。
答え 72通り
(2)奇数は何通りできますか?求めてください。
奇数ということは、一の位が奇数になればいいのですから、
一の位のカードの選び方は、1,3,5,7,9の5通りになります。
十の位のカードの選び方は、一の位で用いたカードを除いた8通りになります。
ですから、2桁の奇数は、
5×8=40通り
になります。
答え 40通り
(3)偶数は何通りできますか?求めてください。
① 一の位のカードが偶数であればいいのですから、
一の位のカードは、2,4,6,8の4通りになり
十の位のカードは一の位で用いたカードを除いた8通りのカードになります。
ですから、2桁の偶数は全部で
4×8=32通り
になります。
② カードを使ってできるすべての整数が、偶数か奇数のいずれかに分類できますから、
(できる整数すべて)−(奇数ができる場合)=(偶数ができる場合)
72(通り) ー40(通り) =32(通り)
答え 32通り
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