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練習問題1(方程式の利用2)解答・解説

練習問題1(方程式の利用2)解答・解説


〈過不足の問題〉


 「飴を何人かの子供に配るのに、1人5個ずつ配ると20個余り、


    1人8個ずつ配ると4個足りません。飴は何個ありますか?」


  という問題について、次の問いに答えてください。



(1)子供の人数をχ人として、方程式をつくってください。


   まずは、整理して考えましょう


  ○○○○○       (5人ずつ)
    ・
    ・
    ・
  ●●●●●●●●●●・・・・・


   1人5個ずつで、何人かということは


    (飴の数)×(人数)=(人数分の飴の数の合計)
     5(個)  × χ(人)=   5χ


   そして、20個飴は余るのですから


   (人数分の飴の数の合計)+(余った飴の数)=合計の飴の数


        5χ(個)       +  20(個)  = (合計の飴の数)


  つぎに、8個ずつ配ると4個足りない


   ○○○○○○○○       (8個ずつ )
      ・
      ・
      ・
   ○○○○××××


   (飴の数)×(人数)=(人数分の飴の数の合計)
    8(個)  × χ(人)=8χ


   そして、8個には4個足りないのですから


   (人数分の飴の数の合計)−(足りなかった飴の数)=合計の飴の数


       8χ      −       4(個)        =(合計の飴の数)


    飴の合計の数は同じですから


   5個のときと8個のときの飴の数は同じですから、等号の式で表せます。


   (5個配ったときの飴の数)=(8個配ったときの飴の数)


      5χ+20(個)   =   8χー4(個)


      
  答え  方程式は5χ+20=8χー4



(2)子供の人数を求めてください。


   子供の人数は上の方程式のχですから、方程式を解けば子供の人数が


  わかります。


   5χ+20=8χー4


  左辺の20、右辺の8χを移項して符号を変えます


   5χ−8χ=−4−20


    −3χ=−24


   両辺に−1/3をかけます


   (−1/3)×(−3χ)=(−1/3)×(−24)


    χ=8



  答え  子供の人数は  8人



(3)飴の数を求めてください。


   飴の数は1次方程式の左辺・右辺のどちらかに子供の人数を代入すれば飴の


   数がわかります。


  ?5χ+20


  χ=8ですから、χに8を代入します


   5×8+20=40+20


       =60


   
  ?8χー4


  χ=8ですから、χに8を代入します


   8×8−4=64−4


       =60


 


 


  答え  飴の数は 60個



 

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