中学2年数学 連立方程式 3確認問題5・解答
5, 兄弟2人で5000円の品物を両親にプレゼントするため、兄は所持金の1/2を、弟は1/4を出し合って買いました。このとき、残りの所持金は2人とも同じでした。2人の最初の所持金をそれぞれ求めて下さい。
兄の所持金を χ(円)とし、
弟の所持金を y(円)とします。
父親のプレゼント代金は、5000円
残りの残金は、(兄の残金)=(弟の残金)
となります。
プレゼント代金で考えます。
(プレゼント代)=(兄の出した金額)+(弟の出した金額)
5000(円) = (兄の所持金の1/2) +(弟の所持金の1/4)
5000(円) = χ/2 + y/4
になります。
次に、残金で考えます。
(兄が最初に持っていた所持金)−(兄の出した金額)=(弟が最初に持っていた金額)−(弟の出した金額)
χ − χ/2 = y − y/4
2χ/2 − χ/2 = 4y/4 − y/4
χ/2 = 3y/4
2χ=3y
連立方程式を作ります。
χ/2+y/4=5000
{
2χ=3y
2χ+y=20000
{
2χ=3y
y=20000−2χ
{
χ=3y/2
χ=3y/2 に y=20000−2χ を代入します。
χ=3(20000−2χ)/2
χ=60000−6χ/2
χ=30000−3χ
χ+3χ=30000
4χ=30000
χ=7500
y=20000−2χ に χ=7500 を代入します。
y=20000−2(7500)
y=20000−15000
y=5000
兄が最初に持っていた所持金を χ(円)、
弟が最初に持っていた金額を y(円)ですから
答え 兄が最初に持っていた所持金 7500(円) 、弟が最初に持っていた金額 5000(円)
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